1999.10.30 (土)   K2Couple No.0011。

谷川岳沢巡り
たにがわだけ さわめぐり(群馬県)
890m
雨の一ノ倉沢そして幽ノ沢で

コース最大標高差 : 40 m
コース累積標高差(+) : 160 m
コース累積標高差(-) : 160 m
コース距離 : 5.3 km
行動時間 : 3'25"
* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません
▲ 吸い込まれそうな不気味な谷、一ノ倉沢
 ■ 6:20 = 前橋IC/関越道/水上IC = 8:00 土合橋 = 8:15 マチガ沢出合駐車場
 マチガ沢出合駐車場 8:35 ... 9:00 一ノ倉沢出合 ... 9:30 幽ノ沢出合 【L1】 10:05 ... 12:00 マチガ沢出合駐車場
 マチガ沢出合駐車場 12:10 = 12:20 土合橋、白毛門東黒沢出合 【L2】 13:10 = 13:30 湯檜曽温泉 湯の陣 14:20 =
 15:00 水上の森トリックアート美術館 16:00 = 水上IC/関越道/前橋IC = 18:00 ■

  地図表示 一ノ倉沢の場所

湯檜曽温泉 ホテル湯の陣 (¥1,000)


 土合から清水峠に向かって、谷川連峰の腹を縫って断続した道が見える。
 これが清水超えの旧道で、明治十八年四ヶ月の歳月と当時の三十五万円の巨費をかけて、平均三間幅の道路が完成されたのだが、僅か二年
 使用しただけで、雪害のため廃道になってしまった。
 現在はその下に、湯檜曽川に沿って小径がついている。
 この小径を私は数回通ったが、これほどすばらしい景観に恵まれた道も数少なかろう。
 マチガ沢、一ノ倉沢幽ノ沢等、凄い岩壁をつきあたりに持った沢を、一つ一つのぞいて行くのである。
 こんなに手近に、こんなみごとな岩壁がある以上、岩登りの好きな連中がここに集まるのも無理はない。
 そして谷川岳の遭難の大半はこの岩壁であった。

                                                   
深田久弥『日本百名山』より抜粋



休日出勤が続いたため、久しぶりのお出かけだ。
今日こそ優雅な山歩きを楽しもう。

目的は沢巡りだが、谷川岳にはどんよりした雲が垂れ込めている。
平野部はこんなにいい天気なのに、何でだ。
赤城の方が晴れてていいよと、駄々をこねるはらっぱ。
無視っ。

土合駅の手前で、きれいな 見えた。
殺風景で閑散とした土合駅でトイレに寄る。

▲ 土合駅付近から見えた虹

土合橋の手前駐車場(白毛門の登山口)に車を停めて作戦会議の結果。
小雨模様なのでロープウェイの土合駅まで、車で行く事になった。
RW駅まで行くと、今度はもっと上まで行こうと言うちょんぼパーティー。

対岸の白毛門側も紅葉が真っ盛りだが、陽射しがないのでイマイチ精彩を欠いている。

マチガ沢の出合スペースに車を停めて、小雨の中を歩き始めます。
人まばらなり。
一ノ倉沢はガスに煙って、荒々しい上部岩壁は見えようもないが。
あたり一面見事に紅葉している。

一ノ倉沢の渡渉点は、増水していて通れない状態になっていた。
すこし上流で渡れそうな所があり、勇気を出して跳び石渡渉する。

▲ ガスに煙る一ノ倉沢出合の秋

一ノ倉沢の出合を過ぎると、全く人気がなく静かな秋を満喫できる。
岩壁には、遭難者のレリーフがいくつも貼り付けてあった。
「魔の山」 と言われる谷川岳を象徴する光景だ。
若い登攀者ばっかりだ。
無言で合掌。

幽ノ沢の出合まで行きます。
岩壁の陰で雨を避けて、おにぎりを食べる。
この岩壁にも、遭難者のレリーフがいくつも並んでいた。
またまた合掌。

一ノ倉沢もマチガ沢も、撮影目的のカメラマンが多かった。

▲ 幽ノ沢


   モミジは赤いイソギンチャクのよう カエデは可愛い赤ちゃんの手のよう ブナの葉はフワリフワリ空飛ぶ船のよう ... はらっぱ

   ふかふかの落葉のじゅうたん心地良く ふと足をとめ見上げると 紅い葉 黄色い葉 虫喰い葉 ... はらっぱ 
   紅葉に 染まる岩肌ひっそりと 霧にまかれる一ノ倉沢 ... あた
 

▲ 雨の幽ノ沢出合にて            ▲ 雨の幽ノ沢出合にて

土合橋に戻る頃には空も明るくなり、紅葉に映える白毛門の登り口(東黒沢出合)で、のんびり秋の陽射しを浴びて休憩をすることに。

人もいないし、太陽も暖かく、堰堤の下でお湯を沸かしてラーメンを食べて。だらけムードで時の経つのを忘れる。

はらっぱは歩いたコースを確認していた。
秋の白毛門に絶対登ろうと、誓いをたてているようだった。

▲ 秋の陽ざしを浴びて

湯檜曽の「湯の陣」で、ゆっくり露天風呂につかる。
ここの風呂は、ゴージャスな雰囲気が好きです。

ただ自販機のビールは、山小屋より高いのが納得いきません。
従ってビールパス。

▲ はらっぱmap             ▲ 東黒沢堰堤の秋


 水上の森でトリックアート(¥900)に寄ってみたら何気に面白かったが、再訪する気力はないでしょう。
 フレッセーに寄って、晩飯用の寿司、刺身、カレーパンを買って帰宅。
 秋を満喫するこんな呑気な山歩きも悪くないなぁ。