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■ 5:25 = 高崎IC/関越道/沼田IC = 7:00 戸倉P7:20 《乗合バス》 7:45 鳩待峠 |
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鳩待峠 7:55 ... 9:00 ワル沢源頭 【L1】 9:15 ... 10:30 小至仏捲道 10:40 ... 11:25 至仏山 【L2】 12:10 ... 14:30 鳩待峠 |
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鳩待峠 14:35 《乗合バス》 14:55 戸倉P15:00 = 15:05 戸倉温泉 15:45 = 沼田IC/関越道/高崎IC = |
17:25 伊勢崎WILD-1/石井スポーツ 17:45 = 18:20 ■ |
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この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
至仏山の場所 |
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尾瀬戸倉温泉 シャレーおぜとくら 水芭蕉の湯(¥500) |
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燧と至仏は尾瀬ヶ原を挟んで相対しているが、前者の威のある直線的な山容に引きかえ、後者は柔らかな曲線を描いて何となく親しみ易い。
もっとも反対側の利根から仰ぐと、頂上の稜線近くはゴツゴツした岩で鎧われている。
しかし全体として円やかな温和な容は、北の平ヶ岳から望んでも、南の武尊山から望んでも、変わることがない。
至仏山は利根川上流を縁取る多くの山々の中の最高峰であって、利根側では岳倉山と呼ばれている。
深田久弥『日本百名山』より抜粋
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尾瀬戸倉の並木駐車場の横で、「とうせんぼ」 される。
『 鳩待峠付近は車が溢れているので、ここに停めてくださいっ !! 』
並木p からは¥1,000(駐車場料金)+\1,800(taxi)X2人=¥4,600。
ちなみに鳩待峠駐車場は、¥1,000商品券付きの¥2,500で、鳩待の路駐はタダ。
「う〜ん」 ちょっと迷います。
結局言われるままに、並木pから乗合タクシーで大名アプローチとなる。
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なるほど峠のかなり下まで車が並んでいて、すれ違いもままならない状況。
何せ今朝は出動が遅かったから、タクシーで正解かも。
この時期にしては異様に暖かく、例年より多い残雪は腐り始めていた。
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▲ 鳩待峠 |
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峠からワル沢の頭まで続くダケカンバやシラビソの樹間に、至仏や燧を垣間見ながら、スキーヤーやボーダーに混ざって登ります。
スキーやボードの滑り屋が9割、残りのひとつまみがツボ足かな。
若者の比率が高いせいか、山全体に華やいだ活気が感じられて嬉しい。
いつもは年寄りばっか。
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▲ 燧が顔を覗かせる |
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超スローペースで登る山スキーの単独爺ちゃんと親しく言葉を交わしながら、こんな年齢まで山を楽しめるなんて羨ましいなと思った。
わが隊も来年はスキーだな。
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▲ この暖かさは何なんだ |
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森林限界を超えた途端に。
赤城、武尊、苗場山、日光白根、皇海山が見える。
尾瀬ヶ原を挟んで燧が大きく、その左にはたっぷり雪の会津駒です。
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▲ 素晴らしい展望 |
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至仏は、花の百名山にも選定された山で、植生保護のため例年5月10日頃から登山禁止になる。
と言うことは、雪のある時に登れる期間は2週間位しかない。
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▲ 行動食をちゅうちゅう |
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▲ 上州武尊と笠 |
▲ 尾瀬ヶ原と燧 |
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▲ いい天気やね |
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ワル沢の源頭まで登れば、視界いっぱいに広がる至仏山のゆったりとした雪の大斜面に、春山の醍醐味をちょっぴり味わいます。
尾瀬ヶ原は未だ雪の下。
今年は大雪のため、架橋が損壊してしまったようです。
2年前は、連休にザゼンソウや水芭蕉の赤ちゃんが見られたのに。
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▲ 休んでばっかり |
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▲ 単独ボーダー頑張る |
▲ 至仏山頂直下から武尊と笠ヶ岳と小至仏 |
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▲ 小至仏トラバースから尾瀬ヶ原 |
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▲ 山頂から北の大展望 |
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小至仏の東面を巻いて、至仏の登りにかかる頃には足の重さに反比例して、気分は春の蝶のように弾みます。
山頂には360゜の展望が待っている。
特に北側の越後三山を中心に、左に巻機、右に平ヶ岳 ・・・
疲れを吹き飛ばすには充分だった。
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▲ 至仏山頂から越後三山を望む |
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雪嶺連なる北の展望を眺めながら、至福のランチタイムを過ごす。
風のない山頂は居心地がよく、しばらくの間ぼおっと無になる。
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▲ はらへったぞ |
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墓石のようで感じの悪い山頂標識に寄り添って、記念撮影です。
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▲ やっぱり撮りますか |
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滑落停止の真似事をしていると、朝一緒だった単独爺ちゃんがゆるゆると登って来ます。
『 あと1時間くらいかな? 』 とおっしゃる。
『 そうですね、気をつけて 』 と敬意を払いつつ別れる。
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▲ 年寄りの冷や水 |
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▲ だらけまくり大会 |
▲ 滑落停止の基本姿勢だす |
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殆んどの人がムジナ沢に滑ってしまうので、鳩待峠に戻る下山路は嘘のような静けさ。
至仏の大雪原を二人占めだぁとばかりに、超開放的な勢いです。
さすがに人が少なくなると、大自然と素直に向き合える。
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▲ 気分は飛行機 |
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大きなザックを背負った子供連れのお母さんが、倒れたまま亀さんになって、もがいているのを見つけたはらっぱが手を差し出す。
若いお母さんは気合十分で頼もしい。
空と空気は白みつつも、山の展望は朝のまま …
絶好の登山日和に恵まれた。
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▲ 天候に恵まれて ・・・ |
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ビニール片手に尻セードする場所を探しながら、山頂の余韻を胸にだらだらと下山するのだった。
山はやっぱり雪の季節が奇麗ですよね。
尾瀬戸倉は桜前線通過中。
戸倉温泉の露天風呂にも、満開の桜の枝が伸びていた。
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▲ いまいち |
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