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2006.07.28 (金) ![]() ![]() |
K2Couple No.0155。 |
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栗駒山 くりこまやま(宮城県・岩手県・秋田県) |
1,627m | ![]() |
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梅雨晴れを期待して、昔の夢を辿る | ||||||||||||
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* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です |
▲ 地獄谷に沿って支尾根を登る。正面は栗駒山 |
■ 22:00 = 佐野藤岡IC/東北道/一関IC = 4:00 真湯温泉駐車場 【仮眠】 5:15 = 5:55 須川温泉P | |||||||||||||||
須川温泉P 6:15 ... 6:35 名残ヶ原 【BF】 6:45 ... 7:00 自然観察路分岐 ... 7:30 昭和湖 7:35 ... 8:10 賽走り 【L1】 8:25 ... | |||||||||||||||
8:45 天狗原(須川分岐)8:55 ... 9:20 栗駒山 【L2】 9:50 ... 10:30 産沼 ... 11:05 三途の川 ... 11:25 須川コース合流 ... 11:55 須川温泉P | |||||||||||||||
須川温泉P13:15 = 一関IC/東北道/花巻IC = 16:10 岳集落和泉坊 【素泊】 | |||||||||||||||
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![]() ![]() この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
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須川高原温泉 (¥500) 岳民宿 和泉坊 (¥2,500) | |||||||||||||||
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めまぐるしく変わる週末の天気予報、私はどこへ行けばいいの。 REIREIに婆ちゃんの夜番を頼んで、家を出る。 一関ICから須川温泉をめざして、眠い眼をこすりながら頑張ります。 |
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▲ 温泉の横から登山道へ |
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5時になってもおいちゃんが眼を覚まさないので、代わりに運転しちゃお。 途中まで栗駒山が朝日に輝いて見えていたが、温泉に着いたときにはガスって山頂が見えなくなった。 温泉の横を通って、登山口へ。 |
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▲ 須川温泉の足湯場と露天風呂 |
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蒸し風呂小屋がいくつかあって、興味深く覗いてみる。 蒸気を吹き上げるユゲ山を捲いて、名残ヶ原に出る手前の小高い丘でエネルギーを補給する。 溶岩塊が点在する低木風景は、自然が織りなす庭園という雰囲気です。 |
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▲ 遥かに焼石岳 |
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ユゲ山のむこうに、剣岳の岩壁が望まれる。 栗駒山は、TUWVに入部して間もなく残雪期に登った。 そんなことを思い出しながら、何となく40年前の足跡を辿る嬉しさで気分は高揚します。 |
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▲ ガスの切れた剣岳の岩壁 |
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名残ヶ原という情緒豊かな名前がいい。 名残ヶ原の先から傾斜が出てきて、登山道らしくなる。 |
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▲ 正面に栗駒山、名残ヶ原を行く | |||||||||||||||
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自然観察コースを左に分けて、支尾根を辿ります。 この頃になると徐々に霧雨が小雨になり、紫色と青色の傘を広げる。 |
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▲ 名残ヶ原がこじんまりと見える |
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硫化水素ガスの噴出で裸地化した地獄谷を左に見ながら、ゆるゆると登ります。 昭和湖に着いた。 再び支尾根を登り、賽走りでランチタイムとします。 |
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▲ 地獄谷と栗駒山 | |||||||||||||||
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▲ 昭和湖 | |||||||||||||||
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傾斜が少しずつ緩くなり、登り着いたところが県境主稜線の須川分岐。 雨も上がり、天狗岩の向こうに栗駒山頂が僅かに見える。 |
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▲ 天狗岩 | |||||||||||||||
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▲ 栗駒山 | ▲ 天馬尾根方面 ▲ ハクサンシャクナゲ | ||||||||||||||
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須川分岐から栗駒山頂まで、ルンルン縦走路。 山頂の標柱は立派で、会津駒のそれに似ていた。 お湯を沸かして、至福のコーヒーを楽しむ。 |
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▲ 栗駒山山頂は広すぎ |
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自然観察コースは、東栗駒山方面に下る。 展望がないから、木や花を観察しましょうということで自然観察コース? 再び降り出した雨の中、三途の川と呼ばれる磐井川源流を渡渉します。 間もなく小さな湿原を散策して、往路に合流する。 |
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▲ 自然観察コースに下って山頂を振り返る | |||||||||||||||
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▲ 産沼 | ▲ 雨の中、名残ヶ原に戻る | ||||||||||||||
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案外長かった下山コースも、ようやく温泉の屋根が見えてきたぞ。 群馬から岩手に来て、徹夜で登った栗駒山。 |
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▲ 須川温泉はすぐ下だ |
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露天風呂がご希望だったけど、雨が本降りになったため内風呂にする。 親子丼と蕎麦を注文して、大広間でささやかな下山祝い。 休む間もなく、次の目的地早池峰の麓をめざして出発です。 |
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▲ 豊富な湧出量を誇る須川温泉の源泉 | |||||||||||||||
花巻ICで高速を下りてから、信号というものがない立派な道をナビって、早池峰山の登山基地岳集落に着いた。 今晩と明日の食料やビールを、途中のコンビニ風何でも屋で仕入れ、道の駅にも寄ってみたがワインしか置いていなかった。 民宿大和坊と日向坊は団体客で満杯のようだった。 和泉坊だけは全く客なし、多分受け入れしないと決めた日だったのかも知れません。 非常にさっぱりした民宿で、急須とポットを出してくれたきり全く顔を見せないのであった。 客には全く干渉せず無頓着、宿帳もないので私達がここに滞在した記録も残らないということ (^^; 最高に気楽な民宿の窓を、雨が静かに打ち続けている。 降りしきる雨に憂鬱な二人は、押入れから布団を引きずり出して、いじけたまま死んだように眠るのだった。 |
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