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2010.08.15 (日) | K2Couple No.0282。 |
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赤岳 あかだけ(長野県・山梨県) |
2,899m | |||||||||||
真教寺尾根から赤岳直登、キレットへ | ||||||||||||
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* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です |
▲ キレット縦走路に入る |
■ 20:00 = 藤岡IC/上信越道 20:30 横川SA 20:50上信越道/佐久IC = 10:30 清里美し森ファームたかね荘P 【車中泊】 |
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たかね荘P 5:40 ... 5:55 羽衣の池 6:00 ... 7:10 賽の河原 7:20 ... 8:40 牛首山 8:50 ... 9:05 扇山 ... 10:50 岩場取付 ... | |||||||||||||||
11:45 天狗尾根(キレット縦走路)分岐 11:55 ... 文三郎道分岐 ... 12:15 赤岳 ... 12:35 真教寺尾根分岐 ... 天狗尾根分岐 ... | |||||||||||||||
14:00 キレット小屋 【泊】 | |||||||||||||||
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KASHMIR 3D | |||||||||||||||
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) | |||||||||||||||
赤岳の場所 八ヶ岳登山ルートガイド |
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キレット小屋 (¥7,100) | |||||||||||||||
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早朝の出発だと寝不足になりそうなので、前夜発で車中泊ということに。 霧の八ヶ岳高原道路をノロノロ疾走する(^^; 朝起きても相変わらずポツンと一台っきり。 |
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▲ たかね荘の駐車場 |
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近くの山くらいは見えるだろと、微かな期待を抱いて出発します。 綺麗に整備された公園?の階段を登って、羽衣の池に向かいます。 |
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▲ 羽衣の池 |
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熊笹を掻き分けて登って行きます。 水が靴から染み込んで、靴下まで濡れてしまいました。 |
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▲ カラマツ林の笹原 |
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一時間も登るとモーターの音が聞こえてきます。 リフトトップはチョッとしたお花畑になっていて、色の濃いアサマフウロやマツムシソウが咲いています。 |
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▲ 朝7時から営業していたリフト |
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気を取り直して先へ進みます。 すぐにチョッと開けた場所に出たので休憩です。 靴下を履き替えて。 |
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▲ 賽の河原 |
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ここから本格的な登山道になります。 青空が見えました。 時々開けた場所に出て、天狗尾根の末端がうっすら見えます。 |
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▲ よし、がんばるぞ |
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オオビランジだ そのうち鳳凰のタカネビランジ見に行きたいけど。 |
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▲ オオビランジさん | |||||||||||||||
▲ 牛首山 | ▲ 扇山 | ||||||||||||||
尾根上の牛首山や扇山を何気に越えて行く。 でも登山道脇や斜面一面は、セリバシオガマで埋め尽くされています。 |
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▲ セリバシオガマの登山道 |
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シラビソやコメツガの林を過ぎて、立ち枯れの白い幹が印象的です。 |
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▲ 立ち枯れ帯を行く | |||||||||||||||
▲ ダケカンバが曲がっています | ▲ こんな斜面に生えるんだもの | ||||||||||||||
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更に樹林帯の急登をこなすと、展望が開けて(?)クサリが出てきました。 クサリの上から人の声がするよ。 |
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▲ 最初の本格的なクサリ場 |
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待たれてしまったので、急いで登らなきゃなりません。 隣の天狗尾根の大天狗、小天狗が見えたり隠れたりしています。 ロープを出して遊べるような壁ではありません。 |
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▲ 大天狗(左)小天狗(右) | |||||||||||||||
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▲ 県界尾根(左)と真教寺尾根(右) | ▲ 円形の道標 (1から10まで) | ||||||||||||||
最後に20mと25mのクサリ場を登ると稜線分岐ですよね。 西上州育ちのハイカーには、物足りないくらいの岩場です。 |
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▲ ここは何処 | |||||||||||||||
▲▲▲ 道がなくなるまでドンドン登る |
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クサリ場を上がると、ひょっこり霧の中の分岐に出ました。 ここまで来ればまずは一段落で休憩します。 |
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▲ 真教寺尾根コースの分岐 |
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何も見えないけど、赤岳まで15分と書いてある。 この先は5年前の秋に美濃戸から来たことがあります。 |
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▲ 真教寺尾根分岐標識 |
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若い男の子が数人降りてきて、「もうすぐですよー」と声をかけてくれます。 やっぱりガスで何も見えない赤岳山頂。 |
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▲ 真教寺尾根を下る若者たち | |||||||||||||||
▲ 竜頭峰を登って赤岳へ | ▲ 赤岳山頂 | ||||||||||||||
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真教寺尾根の分岐に戻って、キレット縦走路に入りますね。 ガレた道を慎重に下ります。 登ってくるカップルさんに会いました。(テントミータカさんでした) |
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▲ こんちは〜、お疲れさん |
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天狗尾根に向かって、左右に捲きながら下る。 ガスっているので、天狗尾根からキレットに下るポイントが見極められるか不安でしたが、ごく自然にクリアー。 若い男の子が追いついて来て、前に出ます。 |
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▲ 岩場で標識もなく |
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彼は、廻り込んだ崖の手前でピタッと止まってしまいました。 暫らくお互いに睨めっこです。 初めてカモシカを見たという彼は大喜びです。 |
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▲ 黒いカモシカさんアップ (マウスオーバー) |
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カモシカ騒ぎの後は、キレットの核心部に突入です。 足の浮いた梯子を下りて、トラバースしてもう一段梯子を下りる。 |
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▲ 大天狗が見えます | |||||||||||||||
梯子を下りて ・・・ | |||||||||||||||
トラバースして ・・・ | |||||||||||||||
また梯子を下りて ・・・ | |||||||||||||||
▲▲▲ キレットの核心部 (トラバースと梯子下り) | |||||||||||||||
わっ、急やね。 せっかく持ってきたんだから、出せばあ。 まいどバカバカしいK2隊です。 |
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▲ おいちゃんが下ってきます | |||||||||||||||
▲ 写真撮ったら | ▲ 撮り返してきた | ||||||||||||||
▲▲▲ ガレ場の下り | ▲ 阿弥陀岳南稜のナギ | ||||||||||||||
阿弥陀岳南稜の迫力あるナギが見える。 茶色い岩は酸化して脆く、歩きにくいザレ道になっています。 危なそうなところは終わりましたので、あとは転ばないようにね。 |
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▲ 樹林帯が見えてきました |
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緩い傾斜のザレ場に下ると、そこはコマクサの自生地。 こんな乾燥地に生えてる花だから、根っこは深く長いんだぞ。 |
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▲ ザレ場 | |||||||||||||||
▲▲▲▲ コマクサ | |||||||||||||||
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樹林帯に入って小さなピークを越えると、キレット小屋への標識あり。 若いお兄さんが一人で切盛りする小さな小屋です。 快適な小屋ですが、トイレがないのが難点でしょうか。 |
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▲ コマクサ群落とキレット小屋 |
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二階に荷物を置いて寛ぎます。 テン場には最終的に6張りのテント。 小屋番のお兄さんにいろんな話を聞かせてもらいました。 |
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▲ 小屋の前から天狗尾根大天狗 |
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おいちゃんは外のベンチで、テン泊のお兄さんと寛いでいました。 気温は13℃。 |
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▲ テン泊の青年と語らうおいちゃん |
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夕食の前にサービスのお惣菜(青菜の胡麻和え、ひじきの煮物、切干大根の煮物)が並びました。 夕食は薪で炊いた美味しい御飯のカレー。 7時前の天気予報を聞いて、おやすみなさいしました。 夜起きてみたら、満天の星。 |
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▲ 薪で炊く釜のごはん(左)と味噌汁(右)三人分 | |||||||||||||||
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