2001.04.28 (土)   K2Couple No.0040

水ノ塔山 篭ノ登山
みずのとやま かごのとやま(群馬県・長野県)
2,228m

  水ノ塔山 2202m 東篭 2228m 西篭 2212m

山渓で記事を見て、すぐ登る単純さ

コース最大標高差 : 280
コース累積標高差(+) : 650
コース累積標高差(-) : 650
コース距離 : 8.4 km
行動時間 : 6'25"
* 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
* 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません
 稜線上の赤ゾレと呼ばれる斜面と水ノ塔方面
  5:15 = 藤岡IC/上信越道/佐久IC = 6:45 車坂峠 = 6:55 高峰温泉駐車場
 高峰温泉駐車場 7:00 ... 7:10 うぐいす展望台 ... 8:20 水ノ塔山 8:30 ... 9:15 【L1】 9:25 ... 9:40 東篭ノ登山 【L2】 11:00 ...
 11:25 西篭ノ登山 11:35 ... 12:00 東篭ノ登山 ... 12:40 湯の丸高峰林道出合 ... 13:25 高峰温泉駐車場
 高峰温泉駐車場 14:30 = 15:10 TAIGA 18:30 = 佐久IC/上信越道/藤岡IC = 19:30

   篭ノ登山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

高峰温泉 ランプの宿 (¥500)


 高峰高原の水ノ塔山、篭ノ登山に、春の息吹と残雪を求めて久々のK2おそろい登山です。
 長野佐久地方は桜、梅、桃が一斉に花を咲かせて、春爛漫の香りが溢れる。
 五月連休初日にもかかわらず、朝早いせいか高峰高原は閑散として、観光客の姿は全くない。

高峰温泉まで車を乗り入れ、新調したおそろの登山靴LOWAの履き初め式に臨みます。

嬉しい~

 おそろの登山靴
                                高峰温泉上部から水ノ塔山・篭ノ登山全景 

高峰温泉の玄関前が登山口。
水ノ塔山への登山道に入ると、所々雪が残っていた。

カラマツ林とクマザサの道を辿って、火山岩の砂礫を登る。
静かな山歩きが出来そうな予感がただよう。

 日陰には残雪

予想外の霜柱を踏みしめながら砂礫の登りはやがて露岩に変わり。
展望が開けてくると八ヶ岳や南、中央、北アが、陽光を浴びて空のかなたに浮かんでいた。

これほど綺麗に北アルプスを眺めるのも久しぶりだね。
白馬、五竜、鹿島槍、爺から槍穂高まで見事に連なっている。

 北アの山並み

水ノ塔山頂は頂上らしくなく、標識でそれとわかる。
北の四阿山、志賀、湯ノ丸、頚城山塊が鮮やかに目に飛び込んできて。
思わず双眼鏡を覗き込みます。

水ノ塔から東篭ノ登までは結構雪が多くい。
痩せた稜線北斜面の藪の中、雪上登りが結構手間取ります。
赤ゾレと呼ばれる崩壊地を北に捲きながら。
展望の良い小ピークを快調に越えて行く。

 水ノ塔山、岩稜の登り
 水ノ塔から篭ノ登へ続く稜線         ▲ 篭ノ登山頂の雪田から浅間山

我隊の直ぐ下で、人が登って来るような気配(音)がしたが人は来なかった。
カモシカさんかな。
だったら惜しいことをしたが、熊さんだったらどうしよ


直下の雪田を越えて、一等三角点のある広々とした東篭ノ登山頂に着く。
木や岩や土の雰囲気が、同じ烏帽子火山群に属する黒斑山とそっくりだ。

山頂から遮る物がない大パノラマを満喫。
何気にそのまま、楽しいランチタイムの本番です (^^

 東篭ノ登山から四阿山遠望

缶ビールを雪で冷やしたり、岩礫の上でトカゲになったり、うどんを煮たり。
TAIGAに電話したり。
YAMATOが就職説明会に参加する為に、TAIGAの家に来ていた

今日は一人も出会わないのかと思っていたら。
家族連れが池の平方面から登って来た。

 東篭ノ登山頂でだらける

西篭ノ登山を空身で往復するも、缶ビールを飲んだせいか心臓バコバコ、頭はズキズキ。
自分の身体は、行動中のアルコールに弱いと思い知る。

さてと、池の平と三方ヶ峰を正面に見ながら、カラマツの樹林尾根を下って行く。
意外に残雪が多く道は殆ど雪の下に埋もれていた。

 西篭ノ登山頂

尾根沿いに兎平Pに下る計画だったが、途中で歩きやすそうなショートカットルートをとり、首尾よく林道の中間点に下山できた。
と言っても、最後は林道に5mほどずり落ちて、汚れまくります。

林道をポコポコ歩いていると、通りがかりの車が 「乗って行きますか」。
「ありがとう」でも林道歩きも予定のコースなので、感謝しながら辞退する。
ズボンが汚れているし。


水ノ塔山や赤ゾレなど、歩いたばかりの稜線を見上げながら。
おしゃべりしているうちに高峰温泉に着いた。

冷泉と熱いお湯に何度も入り。
ジワジワと身体が温泉漬になっていくのを感じる。
風呂上りには、冷たい牛乳が美味しかった。
 湯の丸高峰林道をテクる

YAMATOが遊びに来ているらしいから、TAIGA邸に寄ろうという事になり。
チェリーパークラインを佐久に下る。

TAIGA&NANAPI が会社から帰るまで、昼寝タイムです。
YAMATOはTVゲーム。

みんなの顔を見て親の役目を果たし、REIREIの待つ群馬に帰りを急いだ。

 浅間サンラインから浅間全景